介護士はネイルOK?どこまでならいいか許容される範囲を解説

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介護士でもネイルがしたい!と思っているおしゃれ好きの介護士はたくさんいますが、衛生面や安全面で介護士のネイルは禁止とされている職場がほとんどなのが現状です。

しかし、スターバックスコーヒーで髪色が自由になったことや東京ディズニーランドでもメイクや髪色についてのルールが一部緩和したように、身だしなみに関する規定が少しずつ変わり始めています。

もちろん職場で勤務する介護士は、身だしなみやネイルに関して職場の規定を確認し、規定を守ることが大切です。

おしゃれではない別の目的のネイルや派手ではないネイルであればネイルOKとしても良いのではないでしょうか。

そこで、介護士でもネイルをしたい理由や介護士でもネイルOKの範囲を提案します。

なぜ介護現場はネイルOKではないのか

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実際の介護現場ではネイルOKとされていない職場がほとんどです。

ではなぜ、ネイルがOKではないのか、その理由を3つ紹介します。

①爪が長いと入居者を傷つけてしまう可能性がある

1つ目は、爪が長いと入居者を傷つけてしまう可能性があるためです。

高齢者は皮膚が大変弱く、どこかにぶつけたアザがあったり、乾燥したりなどのさまざまな皮膚トラブルを日頃から抱えています。これは、加齢による皮脂の分泌量の低下や皮膚の細胞が衰えることにより皮膚の厚みが薄くなっていることが理由です。

そのため、少し指先が当たるだけで皮膚が傷つきやすいのです。さらに、その傷から感染症を起こしてしまうリスクがあります。

高齢者の感染症は自然治癒力が低下しているため治りにくく、栄養状態が悪いと重篤化もしやすくなっています。

長い爪は入居者を傷つけるリスクがあるため、介護現場では避けるべきとされているのです。

②ネイルによる感染リスク

2つ目は、ネイルによる感染リスクと事故リスクがあるためです。

介護士は仕事上で入居者に触れる場面が多く、手や指先は常に清潔を保つ必要があります。

爪の裏側はとても不衛生で汚れがたまりやすく、ネイルをしていると爪の皮膚の間に細菌やウイルスが付着しやすくなってしまいます。その細菌やウイルスがついた手で入居者のケアをすると感染リスクにつながります

高齢者は免疫力が低下しているため感染症にかかりやすく、一度かかると治りにくいため、注意する必要があります。

また、入浴介助やケアの後の手洗いなどで介護士は水に触れる機会が多いため、ネイルがはがれやすいと言えます。

はがれたネイルが口腔ケア中に入居者の口腔内に入ったり、ベッドサイドにはがれたネイルが落ちていたら入居者が誤飲してしまう可能性もあります。

③派手なネイルは入居者の印象が悪い

清潔感のある身だしなみは入居者やその家族からの信頼につながります。

派手なネイルは印象が悪く、入居者や家族を不安にさせてしまうこともあるでしょう。

介護現場で働く介護士は、信頼関係を大切にしなければなりません。

また、家族が安心して預けられる施設であるためにも、施設で働く職員は信頼してもらえるような立ち振る舞いや身だしなみが不可欠です

入居者やその家族に悪い印象を与えないよう、ネイルOKとしていない施設が多い傾向にあります。

知ってほしい!介護士でもネイルをしたい理由

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ネイルがOKではない理由を分かっていても、介護士がネイルをしたい理由はいくつかあります。

爪をキレイに見せたい

指先をキレイに見せたいと誰もが思っています。これは決して、派手に見せたい、おしゃれがしたいというわけではなく、身だしなみの1つとして捉えているのです。

身だしなみの範囲でネイルをしたいと考えている介護士は、透明やベージュ、ピンクなどの自然なカラーを選ぶでしょう。透明または自然なカラーであれば、見た目にはあまり悪い印象は与えないかと考えられます。

また、「自分が好きな自分」でいられることは仕事のモチベーションアップにもつながります。

爪の保護

ネイルにはマニキュアだけではなく、ジェルネイルという種類があります。

ジェルネイルはネイルが厚く、爪をコーティングできるため、爪が割れたり欠けたりするのを防ぐことができます。そのため、もともと爪が薄い人や欠けやすい人は、爪の保護という理由で透明のジェルネイルをしている場合もあります

ケア中に爪が欠けてしまうと入居者を傷つけてしまうこともあるので、爪の保護は必要だと言えます。

清潔で短いジェルネイルであれば、安全とも言えるでしょう。

介護士のネイルはどこまでなら許容範囲内?

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では、介護士のネイルOKとするならどこまでが許容範囲といえるのでしょうか。

その条件を3つ紹介します。

①長さはショートネイルが絶対条件

当然のことではありますが、「短く」するのが絶対条件です。

・長いネイルは入居者を傷つける可能性があること

・爪の裏側はとても不衛生であること


この2点の観点から介護現場では長いネイルは避けたほうが良いでしょう。

②クリアジェルネイルを使用する

クリアジェルネイルのメリットは爪の補強ができるということです。

透明のため派手な印象も与えません。

派手な色は清潔感を欠いた印象を与えますが、クリアジェルなら清潔感のある指先、かつ割れにくい爪に仕上げてくれます。

③ベージュや淡いピンクなどの肌や爪の色に近いカラー

ベージュや淡いピンクなどのカラーは肌なじみが良く、清潔感のある印象に仕上がります。肌なじみが良いカラーであれば入居者やその家族からの印象も大丈夫でしょう。

ネイルケアの3つのポイント

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ネイルを施してケアにあたる大前提としては、業務に支障を与えないようにすることが大切です。ネイルOKとする場合には、施設での決まり事を設定しておくことをおすすめします。

爪は短く切る

爪は短く切りましょう。ネイルOKだとしても、長い爪は入居者を傷つけてしまう恐れがありますので、安全面や衛生面の観点からも避けます

また、入居者を傷つけてしまわないように先端は丸く整えることが必要です。

デザインはシンプルにする

職場でネイルOKとされていても、それはおしゃれのためではない場合が多いでしょう。そのため、カラーはシンプルに、清潔感のあるカラーを選ぶ必要があります

また、ストーンなどのパーツは避けます。介護の仕事をするうえではパーツがひっかかるなどスムーズなケアが難しくなります。

デザインはあまり施さず、ベージュやピンクなどの肌なじみの良いシンプルなワンカラー、または透明ネイルがおすすめです。

ハンドクリームで保湿する

手はハンドクリームなどで保湿しましょう。

介護士の手は、ケアの前後の手洗いや頻繁なアルコール消毒で荒れやすくなっています。

ひどい手荒れにより手に傷があると、介護士と入居者どちらにも感染リスクとなり危険が生じます

また、荒れたガサガサの手でおむつ交換や入浴介助などのケアで入居者に触れることにより、不快感を与えてしまう可能性があります。

ハンドクリームは無香料や香りが強くないものを選ぶのがおすすめです。ネイルケアだけでなく、手のケアもしっかり行っていきましょう。

まとめ

ネイルにはおしゃれの要素だけではなく、身だしなみや爪の保護という目的があります。

短い、派手ではない、清潔感のあるネイルなら職場でのネイルOKとしても良いのではないでしょうか。

入居者の中でもおしゃれが好きな方にとっては、ネイルをしている職員に好印象を持つ方もいます。介護施設は入居者をケアすることが第一ですが、まずは入居者の生活の場であるという点も見逃してはいけないポイントになります。

介護保険が始まる前は、老人ホームというと、地味、暗い、我慢といった印象が強い傾向にありました。

しかし、現代では入居する高齢者も明るく、自ら終の棲家として介護施設を選ばれる方も増えてきました。働く職員も様々な職種から転職してくるということも多くなってきたので、時代に合わせて見直すポイントは、考え方を変えてみることも必要になります。

『昔ながら』を残しつつ、管理職、施設で働く介護士、双方が気持ちよく働ける職場環境になるよう前向きに捉えてみてはいかがでしょうか。

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